確定申告 早ければ早いほど、集めれば集めるほど!?

所得税の確定申告が始まってしばらく経ちますね。

面倒ごとは早めに済ませたい、そんな方々はすでに申告を済ませていらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、これから準備をされる方もいらっしゃると思います。

そんな方のために、少しでもやる気が出るような記事を書いてみたいと思い、独断と偏見・・・ではないのですが、個人的意見も含めた「確定申告準備のツボ」を書いてみたいと思います。

 

 

まず、申告するために集める資料ですが、大きく分けると

①税金が高くなる資料(売上、給与、家賃収入等の資料等)

②税金が安くなる資料(経費、各種控除証明書等)

に大別され、それぞれについて「すべての」資料を集める必要があります。

高くなるからといって省いたり隠したりなかったことにしたり、安くなるからと言って水増ししたり他人から集めてきたりなんてことは許されませんので、しっかりと集めきりましょう!

 

今になって資料集め、つまりは「家探し」したり、「問い合わせ」をしたり「再発行」したりしている方がこの時期にはたくさんいらっしゃることと思います。ストレスもかかりますし、大変だとは思うのですが、それでも間に合うのであれば是非進めてください。そして、できる限り資料に抜け漏れがない状態を目指してください。

資料集めのツボはまさにこの点:「すべての資料を集める」にあります。そしてもっと言えば、「早い時期に集める」という点も大事なツボです。

理由はですね、、、大儀名分、、、といいますか、建前としては「正確な申告のためにはすべての資料が必要」だからなのですが、、、、

 

毎年一定数の方が「ギリギリ」になって資料集めをしてしまう結果、経費の領収書、社会保険その他の控除証明書、寄付金の資料などを集めきれずに申告してしまう結果、本来よりも少しだけ多い税額を収めているという実態があるように感じております。

言い換えますと、(あくまでも個人的な感覚ではありますが)、バタバタと資料集めを申告間際になって進めるということは、確定申告を行う上では損こそすれ決して得など生みません。

 

早い時期に資料をしっかりと集めきっておけば、計画的に「ふるさと納税」をつかったり、「小規模企業共済」に加入したり、掛け金を増額変更してみたり、「確定拠出年金」に加入してみたり、いろんな手段を使って税額を安くすることができます。加えて、これらの制度は「お礼の品」がいただけたり、将来の自分の「退職金」になったり、「年金」になったりするものです。

 

 

そうです、はっきり言って「お得」な制度なんです。

 

 

ただ、どうしても一時的には「お金の支払い」を伴う制度でもありますから、そこはちゃんと準備しなければもったいないことになります。払い損なんてこともあり得るということです。得を享受し、損を排除する、、、誰しもがそうしたいと考えるでしょう。ただし、「準備」も皆が十分にしているかというとそうではありません。

 

これらの制度を上手に運用するためには、遅くとも11月中旬~下旬にはその年の大体の「納税額」を把握しておく必要があります。11月!?早すぎる・・・なんてことはありませんよ。よくよく考えてみてください。給与の源泉徴収票を除くほとんどの申告資料は11月下旬には揃っているはずです。事業所得、譲渡所得などは完全ではないにせよ、12月分はある程度予測することもできるでしょう。

 

 

11月までに資料を集めきって

12月楽しみながら節税

2月は税金の控除や場合によっては還付喜びながら申告する。

 

 

え、、、

 

今言われても、、、、

 

とおっしゃる方、来年こそはそんな申告をしませんか?

 

いやいやまだまだ今回の申告もここからでしょ~~~!!

 

とおっしゃる方、もちろんその通りです!!最後まで資料集めを頑張りましょう!!

 

来年頑張る方、今年も頑張る方、それ以外の方も含めて、気になる方はお気軽にお声かけくださいね。

お気持ちに応えられるよう、弊所も準備はしっかりとしておりますので。

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