確定申告 自分でやるか、他人に任せるか?

本格的な確定申告シーズンが始まりました。

今年初めて申告をされる方、これまでに申告をしたことはあるけど自信がない方、申告経験も自信もあるけど漠然とした不安をお持ちの方、そんな方たちのために確定申告特集をここからしばらくの間、記事にしていきたいと思います。

 

確定申告は、「申告義務のある方」「申告期限までに」「一定期間における」「特定の税金について計算して」「申告納付」する作業です。

 

おそらく、ではありますが「」で書いた内容をすべてご理解されている方はそれほどいらっしゃらないのではないでしょうか(同業の方は除きますが)。

「なんだか大変そう・・・」「自分で苦しい思いをして計算して、その上で税金を支払うなんて・・・」「こんなところで時間を使いたくない」等々、さまざまな意見があろうかと思います。

そして、どちらかといえばネガティブ・後ろ向き・否定的な意見や考え方が多いのでしょう。

そのお気持ち、よ~くわかります。

でも、ネガティブな気持ちになったり、重い気持ちになったりする前に、一つだけしっかりと判断しておかねばならないことがあります。

それは自分が申告しなければならないのかどうか?(申告義務があるのか)を知ることです。

「そんなの知ってるよ~」という向きも多数いらっしゃるでしょうが、今一度ここの確認をお願いいたします。

国税庁特設ページ「申告書の提出が必要な方とは?」

ここには、確定申告が必要な方として、「給与の年間収入が2000万円を超える方、、、、」と細かく書かれている上に、

消費税の申告義務者や期限、贈与税についても書いてあります。そうなんです。実は3月~4月が期限とされている個人にかかる税金は所得税だけではないんです。

そのあたりのことも非常にシンプルにまとまってますので、一度確認してみるとよいかもしれません。

 

自分が申告しなければならない人であることが分かれば、申告書の作成に取り掛かります。

いざ作成する段となると、自分で申告書を作成する」のか他人に作成してもらう」のかのどちらかを選択することになります。

選択基準は人によりそれぞれだと思います。申告書を作成する手間を楽しみたいという人もいれば、手間がかかるのは嫌だけど誰かに依頼してお金を払うのはもっと嫌だから自分で申告するという人もいれば、時間がもったいないから簡単だと言われても人に頼みたい、間違いたくないから専門家にお願いしたい、とにかくベストな申告をしてほしいからお願いしたい、といった理由で税理士に依頼する人もいるでしょう。

 

最近ではWEB上に沢山の情報があり、その情報を拾い集めることで間違いのない申告書が組めてしまうかもしれません。

何としてでも自分でやってみたい!、そんな方こちらを試してみてください。

国税庁特設ページ「確定申告特集」、「確定申告書作成コーナー」

導入当初と比べてとても使いやすくなってます。

ただ、やはり時間はかかりますし、その入力処理が正しいかどうかの判断をしてくれるわけではないです。ましてや、一番お得になるような最適解かどうかの判断もしれくれません。

また、毎年沢山の方が申告書の作成に協力してくださっているようで「税務署の方に聞きながらやったから大丈夫」「誰かのブログを見ながら進めてあるから間違いないと思います」「商工会議所の方に太鼓判を押してもらったから」「農協の方が教えてくれたから、、、」という声をよく聞きます。そういう声とともに拝見させていただく申告書には「もっと上手にできたのに・・・」と感じることが少なくありません。「もっと上手にできたのに」とは、「申告納付税額を安くできたとか還付を多くできたのに」「将来的なリスクを減らせたのに」「長期的計画または複数の税法が絡む計算などから導かれる最適解をだせたのに」といったことです。

細かいところまでチェックしますからね、どうしても気になる箇所見つけてしまうんでしょうね。重箱の隅、なのかもしれません。実際に、見せて頂く申告書の難易度としては、それほど高くないものが多いのも事実です。ご相談に来ていただければ、「申告が必要な方かどうか」だけではなく、「お客様自身で申告できる難易度かどうか」についてもお伝えしていきます。

 

深谷税務会計事務所では確定申告無料相談会を実施しております。

まずはお話を聞いてみたいという方、お気軽にご相談ください。

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