デザインの力
デザインってすごい!!
事務所ロゴ⇒
をお願いした方(有限会社プロクト様)に今度は看板をお願いしています。
ロゴを作成していただいた時のヒアリングだったり、その後頂いたデザイン案を見る度に「デザインを作る力」のすごさに気付かされました。
この時以降、日々生活をしていく中でいわゆる「デザイン」と遭遇すると、そのデザインの作り手やその意図に思いを馳せて考えることが増えてきました。
最近、NHKの「DESIGN TALKS plus」という番組でオフィスを取り上げる放送回がありました。
オフィスに求められる機能、そこから導かれるオフィスデザイン・家具(什器)のデザイン、働き方のデザイン(えんがわオフィス)などの興味深いお話がありました(DRAFT.incの山下泰樹さんがゲストでした)。
明確な意図をもって作られているデザインは、時に言葉よりも雄弁に人の心を動かし、そして人を動かすことができる。エモーショナルな部分だけではなく当然のことながら機能的な改善・向上も生み出すことができる。
デザインの力って、本当に凄いですね。
「デザイン」ってそもそもなんでしょう?
「デザインの力」は凄い!!これはわかりました。
でも、そもそも「デザイン」って何なのでしょうか?簡単に説明できそうでいて、実はなんとも表現のしづらい言葉ではありますよね。
調べてみると沢山の方が「デザインとは・・・」について語っていらっしゃいます。
「デザインは人のためにある。デザインするということは、人についての問題を解決することである。問題が何かを見極め、代替案を考え、その中からベストな解決策を選択することである。Ivan Chermayeff」
「デザインの根本的な役割は、問題を解決することである。REVERED DESIGN」
「デザインは問題への解決策であり、アートは、問題への問いかけである。 ジョン・マエダ」
「デザインとは単に「どう見えるか」や「どう感じるか」というものではない。デザインとは、どう機能するかだ。スティーブ・ジョブス」
「デザインの基本的な役割は、問題の解決者であるということ。Fast Company」
「グッドデザインイズグッドビジネス Thomas John Watson, Jr.」
「デザインとは、問題を見つけると同時にそれらを解決するものだ。Bryan Lawson」
「デザインとは、戦略をもった創造性だ。Rob Curedale」
「良いデザインは明確だが、素晴らしいデザインは目に見えない。Joe Sparano」
他にもたくさんの方が「デザインとは・・・」と述べていらっしゃいますが、およそ「デザインとは、問題への解決策である」という方が多いようです。解決のための手段・方法として「色や形や機能」などを使っている・・・。そういう捉え方ですね。「人間との関係性」に言及するものも多いです。
さすがに「名言」と呼ばれるだけあって、「非常によくわかるなぁ」と感じさせてくれるものが多いです。
そもそも、考えや概念を言葉にする、言語化する、これ自体非常に大変な作業で難しいものだとは思うのですが、たくさんの方が「デザインとは」について自分の思うところを言葉にしています。
このことから「デザイン」という意味・概念をいかに多くの方が重要だと考えてきたのかがわかるような気がします。
会社を、仕事を、デザインしよう!!
いわゆるデザイナーと名の付く仕事をしていない方たちは、どうやって「デザイン」を位置付ければいいのでしょうか?
多くの仕事が「問題を解決するために」存在するのだとすれば、デザインがその重要な位置を占めるのは考えるまでもなく当たり前のことになります。
そして、デザインとは何もイラストレーターを使ったり、フォトショップを使ったりしないとできないものでありません。
上述したように、「デザインとは問題解決のための方策」なんですから。
モノを媒介にした効能だけがデザインではありません。
コトを媒介にした効能も考えてみましょう。
例えば、経営者であれば、将来の目標・ゴールを画き、そこに向かってどのように歩みを進めていくか、常日頃考えたりしているわけです。それを「事業計画」と呼ぶのか、「グランドデザイン」と呼ぶのかの違いはあれどこれは「デザイン」の一つだと思います。
また、企業の成長を資金面からみた「ファイナンシャル デザイン」もありうるでしょう。また、新規プロジェクトの企画立案も「デザイン」だと思います。最近話題の働き方改革も「デザイン」なのでしょう。
このように、どのような事業を行っている企業でも、企業自身・経営者自身が自らをデザインすることができるわけです。
ただ、知識・経験などの点で全員が全員、ご自身の力だけでデザインできるとは限りません。
私たちが願うのは、お客様の事業の成功です。お客様の無駄のない資産形成・維持です。そのためには様々な困難や問題を乗り越えていくことが必要です。
そこでの私たちの役割は、お客様が抱えている困難や問題を聞き、観察し、問題を発見したら、その問題をあらゆる角度から検討し「解決するための手法」を考え、分かり易く伝達することです。
私達が提供する「解決策」もデザインであるといえるなら、私たちが目指すのはまさにお客様の事業が成功する、あるいは資産形成における「デザインづくり」のお手伝いなのかもしれません。
私たちと一緒にデザインをつくってみませんか?